出演者紹介②
第2回目は糸数武博さん。琉球大学教育学部の教授で、ヴィカンタ沖縄協会の会長です。
東京芸術大学を卒業後、新星日本交響楽団の主席ファゴット奏者を務めるなど、沖縄にとってプロフェッショナルな器楽演奏家の草分け的存在です。琉球大学に赴任後(1977年)は、沖縄交響楽団や琉大バロック合奏団(現琉大フィルハーモニー管弦楽団)を指揮、育成し、県内オーケストラ文化の基礎を築いてこられるなど、沖縄を代表する指揮者です。
また、糸数さんは、オペラに精通した指揮者としても知られ、1980年代から「夕鶴」「ボエーム」を手掛け、91年には本場イタリアで研さん、「椿姫」「トスカ」「愛の妙薬」などオペラの普及、発展に情熱を傾けておられます。
さて、写真は糸数さんなのですが、20年近く前の写真です。ヴィカンタ8号の手元に最近のステージ写真がなく、この写真をアップしましたが、指揮をされる勇姿は基本的に変わっていません。6月7日(日)の平和音楽祭では、円熟味を増した指揮もお楽しみいただけると思います。