ソリスト合わせ

ヴィカンタ8号

2009年05月16日 22:30

 5月16日は初のソリスト合わせがありました。ソリストとは、これまで出演者としてブログでご紹介した方々で左からソプラノの宮城美幸さん、アルトの渡久地利江子さんテノールの田里直樹さん、バスの伊江朝明さん
 初練習とはいえ、ソリストのみの練習はこれが最初で最後。 モツレク(モーツァルトのレクイエムの略称)は歌ったことがある、とベテラン格の声楽家が話すように、この日の練習では、指揮者の糸数武博先生(写真右側で手を挙げて指揮をしている方)の音楽的な解釈を演奏に反映させるように、独唱部分の歌い方、4人のソリストたちの合わせが中心でした。
 プロフェッショナルな音楽家たちの練習とはこういうものなんですね。ヴィカンタ8号はアマチュアの練習なら良く知っているつもりでしたが、譜読みができてなお一定の音楽的表現を持って練習に臨むプロはさすがですね。
 それにしても、モツレクは、合唱の醍醐味を味わうことができますが、4人のソリストたちも大活躍します。
 女性の高い声から男性の低い声まで4声がときには、雲間からのぞく光の筋ように、少しづつ1本が2本に、2本が3本にと重なりながら太く光り輝く陽光となる様のような…。ぜひ、お聴き逃しのないよう、6月7日には平和祈念堂へ足を運んでください。

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