2011年08月24日

公演迫る!~公募の話

公演迫る!~公募の話VICANTA CONCERT2011「オーケストラと紡ぐ~アリアと協奏曲の夕べ」Vol.2(9月3日土曜日午後5時開演、浦添市てだこ大ホール)の公演まであと10日と迫ってまいりました。
 県内のクラシック音楽演奏家を支援するため、プロのオーケストラを編成し、ソリストにあこがれのオペラアリアや協奏曲を演奏する場を提供したいと考えたシリーズで、今年で2回目となります。
 前回と異なる点は、これまで紹介した4人のソリストの方々はもちろんのことですが、このソリストの方々を広く一般に公募し、ヴィカンタ沖縄協会で審査、選抜したことです。ソリストの公募制は、この演奏会を企画する昨年から目指していたもので、昨年は、準備時間が少なかったこともあり、ヴィカンタの方から県内で活躍する方々にお願いした経緯があります。
 今回の公募では募集期間が短く、周知も十分ではなかったにもかかわらず、多数の応募がありました。プロ演奏家の晴れ舞台を支援するという企画が、多くの方々に理解していただいた結果だと受け止めており、来年度以降も踏ん張って演奏会を継続開催しなければならないという思いを強くしています。
 さて、審査内容を詳細に報告することは控えますが、来年度エントリーしていただく方々に参考になるよう、一部、紹介したいと思います。エントリーいただいた皆様(候補者)からは、エントリーする曲目が望ましいのですが、それに準ずる演奏で、一定の実績を示した録音CDやDVDを提出していただきました。当協会ではこの「音源」をもとに、本人が最も力を発揮している部分を抽出し、審査の際は同じ時間だけ聞き比べるという方式をとりました。
 正直、どのソリスト候補の方々も演奏レベルが一定水準を超えており、甲乙付けがたいという状況で、応募した動機や全体のプログラム構成を踏まえた上で4人に決定させていただきました。私ヴィカンタ8号も素人ながらこの審査に関わらせていただきましたが、これほど専門的に研さんを積まれた方々が沖縄出身、沖縄在住者にいるのかと心強く思った次第です。
 今回、ソリストに選ばれた新崎誠実さん(ピアノ)、高江洲里枝さん(ソプラノ)、名嘉恵莉子さん(ヴァイオリン)、赤嶺七奈子さん(ピアノ)の4人は比較的まだ若い世代の演奏家ではありますが、コンクールの入賞経験なども踏まえるといずれも実力者ぞろい。ぜひ、てだこ大ホールに足を運んでいただき、4人の晴れ舞台となる演奏をお楽しみください。入場料以上の満足をお持ち帰りいただけるよう当協会も全力を尽くします。
演奏会の入場券は大人2,500円、学生1,500円(大学生まで)、親子3,000円(子は高校生まで)※当日は500円増。デパートリウボウ、コープあぷれ、三越の有名プレイガイドで。または前売券受け付けメールvicanta_okinawa@yahoo.co.jp


Posted by ヴィカンタ8号 at 19:15│Comments(0)
 
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